【育休中にスキルアップ】資格取得は何ができる?まとめ

  • カテゴリ: コミュニケーション
  • 公開日: 2023/1/16
育休中は仕事から離れて育児に専念する期間ですが、「このまま何もしなくて大丈夫かな」「復帰して仕事できるのかな」と不安に思う人もいます。

この記事を書いている私も、2人の子を出産し、産休・育休を経験しました。育休中は社会から隔離され、孤独になりがち。

そんな育休中には、資格取得がおすすめです。


この記事では、育休中に資格を取るメリットや資格を選ぶときのポイント、おすすめの資格7選を紹介します。育児の間の気分転換に資格の勉強をしてみてはいかがでしょうか?

1. 育休中に資格を取るメリット

育休中に資格を取るメリットを紹介します。


復職後のキャリアアップにつながる

育休中に資格を取れば、復職後のキャリアアップにつながります。

子育てをしながらの仕事は勤務時間を短くしたり、子どもの体調不良などで突然休んだり早退したりで今までのようにキャリアを積んでいけないと不安に思っていませんか?


育休中に資格をとっていれば、その積極的な姿勢を社内で評価してもらえる可能性があります。

また、仕事への意欲ややる気があることもアピールできます。

資格の中でも、仕事に関係があるものや昇進や昇給に関わる資格を取れば、子育てしながら働くママでも十分キャリアアップできます。


社会から離れている不安を解消できる

産休から復職まで長くて1〜2年ほど仕事から離れます。

その間、社会から隔離されているなと不安に感じる人も多いです。そんな不安を払拭するために資格の勉強が最適です。


資格の勉強中は集中したり、考えたりするので仕事をしているときの感覚を取り戻せます。

子どもと過ごしていると何かに集中したり、じっくり考えたりする時間はあまりないですよね。

子どもと触れ合っているオフの時間と資格の勉強をしているオンの時間があれば、社会から離れている不安も解消できます。


育児から離れ気分転換できる

毎日育児だけをしていると疲れてきます。

気分転換の一つとして資格の勉強をしてみるのもいいです。


赤ちゃんの寝ている間に少しだけ資格の本を読んでみたり、問題集を解いてみたり。

育休中はリフレッシュする時間も大切です。

資格の勉強をして気分転換をしながら、将来のキャリアアップにつながるなんて一石二鳥です。


また、どんな資格を取ろうかなと考えたときに、改めて「自分はどんなことが好きなのか」「どんなことに興味があるのか」「今後のキャリアはどうしていきたいか」など自分を見つめ直すきっかけにもなります。

2. 資格を選ぶときの3つのポイント

いざ資格を取ろうと思ったときに、どんな資格を取ればいいのか悩む方もいます。

ここからは、資格を選ぶときに考えておきたいポイントを3つ紹介します。


スキルアップできるか

職場に復帰する際に、仕事に関連する資格を取得しておくと職場でのキャリアアップにつながります。

例えば事務職の場合、簿記やファイナンシャルプランナーのようなお金にまつわる資格などは持っているだけで評価が高くなることもあります。

仕事に直接関わる資格を調べてみましょう。


また、会社によっては、資格手当などを支給しているところもあるので、資格を取って給料アップも可能です。


転職や生活変化に対応できるか

育休明けに転職を考えていたり、職場復帰が異なる職種になる可能性がある場合は、資格取得をしておくとスキルや知識を客観的に証明することができるので、おすすめです。

特に転職の場合、資格を持っていることが有利になります。将来あなたが就きたいと思っている仕事に関わる資格を選びましょう。


育休中に取得できるか

資格の中には、講座を受講すれば資格がもらえるものから数年勉強しなければいけないものまでさまざまです。

できれば育休中に勉強して資格取得までできるものがおすすめです。

仕事に復帰してから資格の勉強時間を確保するのはかなり難しくなります。

せっかく勉強したのに試験を受けられず資格が取れないのはもったいないので、育休中に取得できるかはしっかりとチェックしておきましょう。

3. 育休中におすすめの資格7選

資格を取るメリット、選び方のポイントがわかっていただけたと思います。

ここからは、育休中のあなたにおすすめしたい資格7選を紹介します。


簿記検定

企業のお金の動きなどを記録したり管理したりするために使う簿記の知識を証明できる簿記検定。

3級・2級・1級があり、経理や営業関連の仕事をしている方は持っていて損はしない資格です。

3級は持っている人も多いので、2級以上を取得していると転職などでも有利です。


簿記は実務経験の有無や3級から順番に受験しなければいけないなどの縛りがなく、いきなり2級を受験することも可能。

事務職でスキルアップしたいという方にはおすすめの資格です。


Microsoft Office Specialist(MOS)

事務職の人に人気のある「Microsoft Office Specialist」。

今やパソコンスキルは社会人として必須のスキルで、そのスキルを客観的に証明できるのがこの資格です。

事務職以外でもExcelやWord、 PowerPointを使う機会はたくさんあります。


復帰後、仕事で難なくパソコンを使いこなせるために勉強して資格をとっておくのもいいです。


ファイナンシャルプランナー(FP)

ファイナンシャルプランナーは今や主婦だけではなく、幅広い年齢層に人気の資格です。

理由は、基本的なお金の知識を学ぶことができ、さまざまな仕事に応用ができる国家資格だからです。

この資格があるから特定の仕事ができるという訳ではありませんが、お金に関する知識があることをアピールできます。

FPの知識を活かして会計業界の仕事や不動産系の仕事、保険業など幅広い仕事をすることが可能です。


また、家計管理にも使える知識なので子どもの将来の教育資金や貯金、投資について知識を身につけられます。

仕事でもプライベートでも役立つ国家資格「ファイナンシャルプランナー」は持っておいてもいい資格です。


医療事務

病院の受付や会計などの業務をするために必要な資格です。

医療事務に関する資格は4種類

・医療事務技能審査試験

・医療事務管理士技能検定試験

・診療報酬請求事務能力認定試験

・医療事務認定実務者試験


子どもを育てながら、医療事務の仕事に転職したいということであれば、「医療事務認定実務者試験」から始めましょう。

1つ資格を持っていれば、病院などで受付事務として働くことができます。

将来収入アップやキャリアアップを目指すのであれば、その他の資格も取っていくといいでしょう。


病院は全国どこにでもあり、正社員・パートなど育児しながらでも働きやすい環境なので人気です。


秘書検定

秘書検定はビジネスシーンに必要な常識やマナーを学べる資格です。

この資格を持っているからといって、秘書にならなければいけないことはありません。

ビジネスにおけるマナーや常識があることをアピールするのに役立ちます。


仕事から離れている間、仕事の感覚を鈍らせたくない方や将来的に転職を考えている方は持っておくといいでしょう。


保育士

育児経験を活かして保育士に転職したいと考える人もいます。

保育士資格を持っていると、保育園や児童デイサービスなどさまざまな施設で働くことができ、意外と幅広い仕事ができる資格です。


現在、保育士は人手不足問題などもあり需要が高まっています。

保育所は全国どこにでもあり、働く場所も多いので育休明けの転職には、保育士資格を持っていると有利です。

4. まとめ


この記事では、育休中に資格を取るメリット、資格を選ぶ基準、おすすめの資格7選を紹介しました。

育休明け、子育てをしながらキャリアアップしていくことは大変ですが、育休中に資格を取ることでキャリアアップできたり、転職に有利になったりします。

毎日家事・育児ばかりだと疲れてしまうので、気分転換の一つの方法として「資格取得」をしてみてはいかがでしょうか?


仕事復帰するときに、資格を持って子育てをしながらイキイキと働けること間違いなしです。