テレワーク時代に!業務用PCの選び方・購入法について徹底解説!

  • カテゴリ: テレワークのOA機器
  • 公開日: 2023/2/27
時代の流れによりテレワークを始めざるを得ないが、今までにしたことがないのでどんなPCを選んだらよいかわからない…とお悩みの方も少なくありません。

オフィスで使用するPCとテレワーク用のPCでは、どういった点に注目して選べばよいのかが異なり、今までの選び方では対応できないことがほとんどでしょう。

そこで今回は、テレワークで使用することに着目したPCの選び方について解説します。

安価に購入できる方法についても紹介しているので、業務用のPCを買う際は参考にしてください!

1. 業務用PCを選ぶときに注目すべきこと

テレワーク時の業務用PCを選ぶときにどんなことに気を付けたらよいのか、いくつかの観点からご紹介します。

なお、ここではノートパソコンを対象として紹介しています。

1-1. ディスプレイサイズ・重さなど運搬に関わること

テレワークが前提となると、オフィスからテレワーク場所へのPCの持ち運びや、自宅からテレワーク場所への持ち運びなど、オフィスで働いているときに比べてよりPCの運搬が増えます。

そのため、あまりにディスプレイサイズが大きすぎたり、重すぎたりするPCは業務に支障をきたしてしまいます。

運搬時に邪魔になることにより、落としたりぶつけたりして破損を招くこともあります。

運搬に適切なサイズと重さを選ぶ必要があります。


ディスプレイサイズ

持ち運びを前提とするなら、13インチがおすすめです。

13インチであれば、作業性も失われず、重さも抑えることができます。

逆に、持ち運ばず、在宅勤務のみでしか使わないということであれば、14~17インチのサイズを購入した方が作業効率が上がります。


重さ

持ち運びをするのであれば、1kg以下のものを選ぶようにしましょう。

それ以上の重さになると、持ち運びに大変不便で、鞄を選ぶようになってしまいます。

1-2. PCのスペック

安いPCを購入したものの、すぐにフリーズしてしまい、業務に支障が出るとなってしまったら本末転倒ですよね。

そうならないためにも、しっかりとスペックは検討してから購入しましょう。

とはいえ、画像や動画を編集する業務でない限り、PCでの作業は

●インターネット閲覧

●オフィス系ソフトの作業(Word、Excel、PowerPointなど)

●メールの送受信

●動画の閲覧

●チャット


等がメインになるのではないでしょうか。

このような作業であれば、それなりのスペックがあれば大丈夫です。

以下では、このような作業をメインとした場合のスペックについてご紹介します。


CPU

インテルCore i5以上であれば問題なく動作します。


メモリ

8GB以上であれば問題ないことが多いです。

1-3. 入出力端子

PCには様々な入出力端子がついています。

どのようにPCを用いたいのかによって、必要な端子が変わってきます。

以下を参考に、必要な端子を検討してみてください。


モニターと接続したい

HDMI端子が必要になります。

モニターと接続して画面を2画面にしたい場合は必須になるので、必ず確認しましょう。


ヘッドホンなどを有線で接続したい

USB3.0または2.0、ヘッドホンジャックで接続するタイプのヘッドホンを使用する場合はヘッドホンジャックが必要になります。


動画や画像を外部メディアから読み込みたい

SDカードスロットやmicroSDカードスロットが必要になります。

1-4. カメラ


昨今のWEB会議の流行により、PCのカメラの需要が高まっています。

内蔵型のPCを買うと、外付けでカメラを用意せずに済みます。

最近のノートパソコンであればほとんどのPCが搭載していると思われますが、リサイクルPCやアウトレット品などを買う場合は、カメラが付いているかチェックしておきましょう。

1-5. セキュリティ


テレワークでは、オフィス以外の場所で会社の機密事項を扱うことになるため、セキュリティ対策が欠かせません。

セキュリティ対策の方法としては、以下のようなものがあげられます。


指紋認証/顔認証によるログイン

パスワードでロックを解除できてしまう通常のセキュリティに比べて、指紋や顔で認証するタイプにすると、万が一盗まれてもロックを解除することができないため、安全性が増します。


のぞき見防止機能

自宅以外でもテレワークをする場合は、のぞき見防止機能が付いているPCがおすすめです。
気を付けていても、意外と他人からは覗かれてしまうもの。
のぞき見防止機能がついていれば、万が一覗かれた時も安心です。


ストレージの暗号化

ストレージを暗号化できるPCだと、もしデータを抜き取られたとしても、データを読み取ることができなくなります。そのため、安全性が高くなります。

1-6. 価格


予算が無尽蔵にあれば高スペックなPCを購入すればよいので楽なのですが、そうも行かないのが実情ですよね。

実際は予算を気にしながらPCを選んでいくのがほとんどのケースなのではないかと思います。

その際に気を付けたいのが、予算先行で選ばないようにするということです。

予算を最優先にして選んでしまうと、性能が低いものを購入し、業務がなかなか進まなくなるといった悪影響が出てしまう場合があります。

この記事でご紹介したような、最低限のスペックを満たしているかどうかで購入するパソコンを決めるようにしてください。

2. PCを安く購入する方法は?


とはいえ、予算が決まっている中でもなるべく損をしない買い方がしたいというのも本音だと思います。

そこで、安く購入する方法をご紹介したいと思います!

2-1. 中古品を検討する

実は、高スペックなPCでも、中古品であれば2万円~という値段で購入できることが多いです。

中古品といえども、データはすべて削除し、初期化されているので動作・セキュリティには問題ありません。

どうしても予算上最低限のスペックを満たすのが難しい場合は、中古品の購入を検討してみてください。

スペックをクリアした製品が予算内で見つかるはずです。

2-2. メーカーのセールを利用する

メーカーによっては、定期的にセールを開催しています。

セールでは対象のPCが半額以下になることも。

セールの時期はおおまかに予想されており、各メーカーでどのあたりの時期に開催しそうかをまとめているサイトもあるので、参考にしてみてください。

3. おすすめの業務用PC


ここでは、おすすめのテレワーク時の業務用PCについて見ていきます!

3-1. NEC LAVIE Direct PM

テレワークを想定して開発された多彩な機能を持つPCです。


●ミーティング機能
ヘッドセットを使わなくとも快適な音声環境でWEB会議ができる機能です。

●顔認証機能
顔認証システムが付随しているため、セキュリティもばっちり。

●長時間駆動
約24時間工藤可能なため、テレワークだけでなく出張などにもおすすめです。

●プライバシーフィルター
のぞき見防止機能がついています。自宅以外の環境での作業にも向いています。

3-2. レノボ ThinkPad

累計販売台数が1億台を超えている、根強い人気のあるノートパソコンです。

高評価を得ているのはそのコストパフォーマンスの高さにあります。

ミドルスペックながら、価格は10万円以下。ほかのメーカーには無理な価格です。

また、13.3型のタイプであれば重量も約1.06kgと軽量です。

入出力ポートも豊富で、さまざまな周辺機器を接続する際にも困りません。

3-3. 富士通 LIFEBOOK UHシリーズ

とにかく軽量!軽いPCです。

最も軽いモデルではなんと約634g!ノートパソコンの常識を打ち破る軽さです。

テレワーク時にもとにかく移動が多く、PCの取り扱いに悩んでいる方にはおすすめです。

こんなに軽量ながら、最低限のスペックは満たしているので、操作性にも問題ありません。

4. まとめ


それでは、ここまでの情報をまとめたいと思います。

●テレワーク時のPCを選ぶ際には、オフィスでのPCとは異なった選び方をする必要がある

●ディスプレイサイズ/重量は移動頻度に合わせて決める

●PCのスペックとしては、CPUはインテルCore i5以上、メモリは8GB以上

●入出力端子は用途に応じて選定する

●カメラは内蔵型のものがほとんどだが、中古品などを買うときは確認する

●セキュリティは各メーカーがテレワークに対応したものをリリースしているので、用途に応じて選ぶ

●PCを安く購入するためには、中古品やセールを利用する


PCを購入するとなると、そこそこ大きなお金が動きます。

選び方で失敗しないよう、是非この内容を参考にしてください!