
【田舎に移住がおすすめなのはどんな人?】移住先の特徴や移住費用を解説
- カテゴリ: その他テレワーク
- 公開日: 2023/5/1
コロナ禍でテレワークなどが普及し、それをきっかけに田舎へ移住を考える人が増えてきました。
テレビの特集で「田舎暮らし」がよく取り上げられているので、気になっている方も多いでしょう。
家賃が高く人が多い都会よりも、家賃が安く人があまりいない田舎でゆったりした生活をしたいですよね。
この記事では、移住に向いている人別に移住先の特徴や移住に必要な費用について解説します。
ぜひこの記事を読んで、田舎移住について前向きに考えていただければ幸いです。
1. 田舎移住とは?
田舎移住とは、東京などの都会に住んでいる人が地方/田舎へ移住することを言います。
最近は、働き方が自由になったり、地方への移住者への支援金制度が充実していたりして、移住を検討する人が増えてきています。
田舎への移住が向いている人は以下のような人です。
・不便を楽しめる人
・ゆとりを持った生活をしたい人
・人付き合いが好きな人
・アウトドアなどの趣味がある人
・柔軟性がある人
移住をする人は若い単身の人からファミリー、定年退職をした年配の人などさまざまです。
都会の喧騒から離れて、田舎の静かでゆったりと時間が流れる中での生活は憧れますよね。
旅行やレジャーで訪れた場所が気に入って、移住を決意する人もいます。
田舎移住は、生活のクオリティを上げる1つの手段として、とても人気があります。
2. 【移住に向いている人別】おすすめの移住先の特徴5選
田舎への移住に向いている人とそうでない人がいます。
移住に向いていない人は以下のような人です。
・不便が嫌な人
・人付き合いが苦手な人
・車の運転をしたくない人
上記に当てはまらない人は、移住に向いているかもしれません。
ここでは移住に向いている人別に、おすすめの移住先の特徴を紹介します。
2-1. 海が好きな人
海が好きな人は、海が近い地域がおすすめです。
以下のようなところです。
・沖縄県
・静岡県
・和歌山県
・香川県
・福岡県 など
お気に入りのスポットがあれば、そこに移住するのも一つです。
海が近くにあれば、いつでもサーフィンやウェイクボードなどのマリンスポーツを楽しめたり、美しい景色に癒されたりするでしょう。
海の近くには、海が大好きな人たちが集まります。
そこで新たなコミュニティができ、より充実した生活を送れるでしょう。
2-2. 自然の中で生活したい人
自然に囲まれて生活したいという人は、森や山がある地域がおすすめです。
以下のような都道府県です。
・長野県
・兵庫県
・山梨県
・群馬県
・島根県 など
自然がたくさんあるところは落ち着きますよね。
田んぼや畑で自給自足の生活をしたり、キャンプを楽しみたい人には向いています。
2-3. ある程度便利な生活をしたい人
都会からそんなに遠くなく、ある程度便利な生活をしたい人は地方都市への移住がおすすめです。
以下のようなところです。
・静岡県
・福岡県
・山梨県
・長野県
・群馬県 など
田舎移住と言われると、不便なところを想像しますが、都会へのアクセスが良い地方都市への移住も人気があります。
東京などの大都会と比べて家賃が安いけれど、公共交通機関が充実しているので不便ではありません。
商業施設などもあるので、買い物にも困りません。
2-4. ゆったりと子育てしたい人
子どもを自然の中でゆったりと育てたいという人には、自然や教育環境が整っているところがおすすめです。
以下のようなところです。
・流山市(千葉県)
・明石市(兵庫県)
・沖縄県
・屋久島(鹿児島県)など
医療費の助成や給食費の支援など子育てに関する支援制度が整っている地域を選びましょう。
都会で子育てしていても、公園で思いっきり遊ばせることが難しかったり、支援制度が整っていなかったりすることがあります。
子どもがのびのびと成長できるように移住を考える人は少なくありません。
2-5. 新しい仕事/事業を始めてみたい人
今の仕事を辞めて心機一転新しい仕事をしたい、事業を始めてみたいという人は、就労支援制度が整っている地域への移住がおすすめです。
以下のようなところです。
・北海道
・宮城県
・岡山県
・福岡県
・沖縄県 など
田舎で仕事を探しても、都会より賃金が安く、選択肢も多くありません。
しかし、地域によっては就労支援制度が充実している地域もあります。
地域によっては、「地域おこし協力隊」という地域の名産品のPRや町おこしをして、地域への定住・定着を促す仕事もあるのです。
地域おこし協力隊の任期は1年以上3年未満ですが、その活動を通して今後の仕事を見つけていけるでしょう。
3. 移住に必要な費用は?
3-1. 引越し費用
引越し費用は家族の人数によって大きく変動します。
世帯別の引越し費用の目安は以下の通りです。
単身
引越し費用相場:約8〜18万円
2人家族
引越し費用相場:約20〜30万円
3人家族
引越し費用相場:約27〜35万円
引越し費用は、荷物の量や移動距離、時期によって大きく変わります。
東京から千葉県に引っ越すのと、東京から島根県に引っ越すのとでは、金額は違ってくるのです。
また、3月〜4月の多くの人が移動する繁忙期には、費用がかなり高くなります。
引越し費用を抑えるためには、繁忙期を避け、荷物を最小限にしておくことがポイントです。
3-2. 居住費用
居住費用は、新しい家に住むためにかかる初期費用のことを指します。
賃貸に引っ越す場合には、初期費用が家賃の4〜6ヶ月分ほどが必要になります。
世帯別の居住費用は以下の通りです。
単身
居住費用相場:約28〜42万円(家賃7万円の場合)
2人家族
居住費用相場:約40〜60万円(家賃10万円の場合)
3人家族
居住費用相場:約60〜90万円(家賃15万円の場合)
初期費用には、以下のようなものが含まれます。
・敷金
・礼金
・仲介手数料
・管理費や共益費
・賃貸保証料
・鍵交換費用
・火災保険料 など
物件によっては敷金や礼金がないケースもあるので、金額が変動します。
また、田舎だと3人家族でも家賃8万円の一軒家に住めることもあります。
費用相場はあくまでも参考程度にしておくといいでしょう。
3-3. 自動車の購入費用
地方で生活するためには、自動車が必要不可欠です。
車を持っていれば新たに購入する必要はありませんが、持っていない場合は購入しなければなりません。
家族の人数によって必要な車の大きさが変わるので、費用も変動します。
軽自動車やコンパクトカー
費用相場(中古):50〜70万円
ファミリータイプの車
費用相場(中古):70〜100万円
単身者の場合は車が1台でいいですが、2人家族やそれ以上の人数がいる家族でも、移動に車が必要な場合は2台、3台必要なこともあります。
田舎では、電車やバスが頻繁に走っているというわけではないので、移動手段は車かバイクか自転車ということになります。
職場が学校まで距離がある場合には、1人1台車やバイクが必要でしょう。
4. まとめ
この記事では、田舎移住とは?ということから、移住に向いている人別におすすめの移住先の紹介、移住にかかる費用について解説しました。
最近では、仕事よりもプライベートを充実させたいと考える人が多く、そのために移住をするという人も少なくありません。
また、テレワークのような自由な働き方ができるようになったおかげで、都会ではなく田舎に住もうと思う人もいます。
この記事を読んで、田舎移住を前向きに検討してもらえたら嬉しいです。