
テレワークはついサボってしまう・・。サボりがバレたらどうなるの?テレワークとサボりについて解説します!
- カテゴリ: 悩み・問題点
- 公開日: 2023/12/25
自分だけの空間で集中して作業ができるテレワークは、生産性の向上につながる働き方として認識されてきています。
しかし実際は自分のやることがなくなってしまうと、ついサボってしまう人も多いのではないでしょうか。
この記事ではテレワークでサボるとどうなるのか、やることがない時の対処法や会社にサボりがバレるとどうなってしまうのかについて詳しく解説していきます。
目次
1. テレワークでサボっている人は何をしているの?
テレワーク中、自分の仕事が一段落つくと安心してしまい、ついついサボってしまいませんか?
数分程度の休憩であれば問題ないのかもしれませんが、人によっては30分、1時間とサボる時間が増えてしまうこともあります。
テレワーク中にサボっている人は一体何をしているのでしょうか?
サボりの行動として一番多いのは、ネットサーフィンやSNSのチェックなどがあげられます。
テレワーク中はパソコンを使用していることが多く、ついつい業務と関係のないWeb記事や気になる動画、SNSを見てしまいがちです。
他にもちょっと横になるつもりがそのまま寝てしまったり、ゲームやマンガを読んだりと自分の趣味の時間に使ってしまう人も中にはいるようです。
誰にも見られていなく、自分の好きなものであふれている空間は、非常にサボりやすい環境と言えるでしょう。
しかしやることがないからといってサボるのか、サボらずに対処するかで自分自身の今後の評価やキャリアアップが左右すると言っても過言ではありません。
テレワークではオン・オフを自分でコントロールできないと、ずるずるサボる癖がついてしまうので注意が必要です。
2. テレワークでやることがなくなった時の対処法
ではテレワークでやることがなくなってしまった時にはどのようにしたら良いのか、対処法をいくつかご紹介します。
2-1. 上司に相談
まずは上司に相談をしましょう。
自分の仕事が終わり今手が空いていること、すぐに新しい仕事に取り掛かれる状態であることを上司に伝えます。
テレワーク中は相手の状態がわかりづらくなります。
上司としては仕事をお願いしたくても、相手が今忙しいのか、仕事の依頼はできる状態なのか判断することが難しいのです。
自ら進んで上司に報告、相談していくことで上司も助かりますし、会社やチームとしても仕事をどんどん進めていくことで全体の効率も上がっていきます。
また、他の人のサポートを率先して手伝うことも良いでしょう。
チームで行うプロジェクトを分担することで、チームの仕事を早く終わらせることができます。周りからも感謝されますし、信頼関係も良くなることが期待できます。
2-2. 業務に関連する情報収集を行う
同業他社の動向や消費者の傾向、市場環境など業務に関係のある情報を収集してみましょう。
インターネットからの調査だけでなく、普段時間がないとなかなか読まない専門誌や書籍もじっくり読むことでより詳細な分析ができます。
後々役に立つ情報もたくさんあり、自分や会社にとっても有益となるでしょう。
2-3. メールやファイルの整理
時間がないとなかなか取り掛かれないのがパソコンの中や書類の整理です。
パソコンのファイルやメールをフォルダ分けにするなど整理することで、必要なデータをすぐに見つけることができます。
パソコン内だけでなく資料等も、必要のないものを破棄し重要度の高い順に分けておくなど、自分が使いやすいように整理することで、仕事の効率も上がり快適な業務環境を整えることができるでしょう。
2-4. スキルアップのための勉強
今後のキャリアアップやスキルアップのために勉強をすることも対処法のひとつです。
資格やPCスキルなど仕事に役立つ勉強はたくさんあります。
有資格者必須の職場や資格を持っているだけで給与アップにも繋がる企業もあり、資格取得は会社に貢献できるだけでなく、自分自身のキャリアアップにも役立つでしょう。
PCスキルならショートカットキーやタイピングスキルを習得することで、業務にかかる作業時間を削減することに繋がります。
また企画職や営業職など職種によってはスピーキングスキルや、資料作成スキルを上げプレゼン力を付けるための勉強をするなど、自らスキルを磨くことで自分の自信にもつながるのではないでしょうか。
3. サボっているのが会社にバレたらどうなる?
テレワーク中であってもパソコンの稼働状況や仕事の進捗、成果物の完成度によって会社や上司にサボっていることがバレてしまうこともあるのです。
サボる時間が短ければ上司からの厳重注意や、反省文の提出などですむかもしれません。
しかし長時間のサボりやそれが何日もある場合は、業務に大きな損害を与えたとみなされ懲戒処分、または最悪のケース解雇の対象になる可能性まで出てくるのです。
3-1. 給与が減額される
業務に従事していない時間は労働時間としてカウントされず、企業はその分を給与から差し引くことができます。これをノーワーク・ノーペイの原則と言います。
また、すでに給与が支払われた後にサボっていることがバレた場合は、賃金の返還を求められる可能性もあります。
3-2. 人事評価が下がる
テレワーク中のサボる時間の長さやその日数によっては、人事評価が悪くなる可能性は十分にあります。
人事評価が下がると今後の昇格や昇給にも影響するだけでなく、上司や会社、同僚からの信頼も下がってしまうでしょう。
3-3. 出社が義務付けられる可能性
オフィスを構えている企業も多く、テレワークではサボって業務ができないと判断された従業員は出社を義務付けられる可能性もあります。
誰かが見ていないと1人では仕事ができない人というレッテルが張られ、自身の評価が下がるだけでなく、今後もテレワークをさせてもらえない可能性は大きいです。
3-4. サボりがひどいとクビになる可能性も?
テレワーク中のサボりがバレたからといって会社をクビになるわけではありません。
しかし、何度注意しても改善の兆しがなかったり、業務中に飲酒をしていたり、または企業に重大な損害を与えた時はサボりとはいえ正当な解雇理由になります。
クビになる可能性も出てくるので注意が必要です。
4. テレワークでサボっている人はどの位いるのか?
様々な団体がテレワークをしている人を対象に調査をした結果、テレワークをしたことがある人の約5割〜7割がサボった経験があると答えています。
対象者のサボった時間や期間の詳細は不明ですが、半数以上がサボっているという結果から、テレワーク中にサボる人はかなり多いということがわかります。
テレワーク中はいつも一人で働くため緊張感がなくなり、気が緩みやすくなってしまいます。さらに周りにはテレビなど誘惑されるものが多いためサボってしまうことはあるかもしれません。
しかし一旦サボり癖がつくとなかなか抜けず、次第に自分をコントロールできなくなってしまいます。
その結果、仕事をサボっている罪悪感から自分を攻め自己嫌悪におちいり、病気を患ってしまう人も中にはいるのです。
また業務時間中サボっていたために仕事が進んでおらず、結局、業務時間外の夜中や早朝に焦って業務をしてしまい自分の体調を崩す人も出てきます。
そうならないために何もやることがないからと言って、そのままサボるのではなく、次の行動に移せるように対処する必要があるのです。
5. まとめ
就業者には職務専念義務があります。
これは就業時間中は使用者の指揮命令に従いその職務に専念する義務のことで、私的行為は控える必要があるということを意味します。
サボってもバレなければいいと思っていても、発覚した時に大きなリスクを負うことになりかねません。
テレワーク中は自分のやるべき仕事が終わったからといって、何もせずサボるのではなく上司や同僚にアクションを起こすように心がけましょう。