テレワークに向いている?向いていない?それぞれを特徴別にご紹介!

  • カテゴリ: メリット・デメリット
  • 公開日: 2023/6/12
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テレワークの導入が普及し、約2年。

ご時世は落ち着いてきましたが、現在も勤務先でテレワークに切り替えている人は多いのではないでしょうか。


多様な働き方が求められる現代。

働き方の一つの手段として、テレワークはもはや欠かせないツールとなりました。

その中で、社員によってリモートワークが向いている人、向いていない人の違いを感じることがあるのではないでしょうか?

リモートワークの導入が急速に進んでおり、多様な働き方が求められる現代。

それぞれの特徴を知れば、一人一人の社員に合った働き方を考える上で役に立つと思います。


この記事では、リモートワーク導入後の、テレワークに向いている社員・向いていない社員の特徴と見極め方について解説します。

1. テレワークとは


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インターネットやクラウドサービスを利用して、会社以外の場所で仕事を行う働き方のことです。

労働力の多様化や働き方改革の一環として導入が進められており、コロナ流行以降大手企業をはじめ様々な会社で導入されてきました。

特に、持病のある人、育児中の人、介護中の人など在宅で仕事をした方が良い環境の人にとっては、メリットのある働き方となっています。

2. テレワークに向いていない人の特徴


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テレワークは全員に向いているわけではありません。

テレワークに向いていない人の特徴について、ご紹介します。

2-1. 自主的に動くことが苦手な人

テレワークでは、自分で仕事の進捗を管理し、計画的に作業を進めることが求められます。

自主的に動くことが苦手な人には向いていないかもしれません。

2-2. 1人で作業するのが苦手な人

テレワークでは、ほとんどの作業が1人で行われるため、対面でのコミュニケーションが減ります。

人と話すことが好き、対面でのコミュニケーションをとることが得意な人にとっては苦痛となる場合があります。

1人で作業するのが苦手な人は、ストレスを感じることがあるでしょう。

2-3. 自己管理が苦手な人

テレワークでは、自分で仕事とプライベートを切り分ける自己管理が必要です。

特に在宅はプライベート空間のため、リラックスできるものや趣味に繋がるものに囲まれています。

当然誘惑に負けることなく、仕事を進めなければいけません。

勤務時間も決まっているため、時間内に自分でスケジュールを組み立てて行動しなければいけません。


自己管理が苦手な人は、仕事の効率が低下する恐れがあります。

2-4. テレワークできる環境が整っていない人

そもそも自宅にインターネット環境、パソコンがないとテレワークをすることができません。

自力でのインターネット接続が難しい、面倒くさいと感じている人は、出社した方が楽です。

また、パソコンに詳しくない人も何かトラブルがあった際作業が止まってしまいストレスを感じるでしょう。

出社すれば詳しい社員が他にいる可能性が高いためストレスなく作業を進めることができます。


自宅やカフェなど、仕事に集中できる環境が整っていない場合も同様です。

適切な作業環境を整えることが、仕事の効率化を図るうえで重要だからです。

2-5. 文字だけでのコミュニケーションが難しい人

テレワークでは、文字だけでのコミュニケーションが主になります。

顔が見えない分、配慮や言い回しに気配りできる、ある程度の文章力が必要になってきます。

また、ビジネスにおけるメールのマナーや、敬語といった言葉の知識も必要です。

これが苦手な人は、社内だけでなく社外でも誤解やトラブルが起きることがあるため、注意が必要です。

3. テレワークに向いている人・向いていない人の見極め方


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テレワークに向いていない人の特徴についてご紹介してきましたが、テレワークに向いている人・向いていない人の見極め方はあるのでしょうか?

さらに詳しく見極め方をご紹介します。

3-1. 仕事に集中できる環境が整っているか

テレワークを行うには、仕事に集中できる静かな環境が必要です。

自宅、カフェなど他の作業場所に適切な環境が整っているかどうかを確認しましょう。


最近ではビジネスホテル等、テレワークに特化したサービスも増えてきています。

作業場所として適切な環境を探せば、選択肢の候補としてさまざまな場所もあります。

集中できる環境でテレワークを行っている人かどうかを見極めましょう。

3-2. 自主的に仕事ができるか

テレワークでは、自分で仕事の進捗を管理し、計画的に作業を進めることが求められます。

言われた通りにしか作業ができない人の場合、自分で計画を立てて作業を進めていくことができず、結果仕事が間に合わないという結果になりやすいです。

普段から、自主的に仕事ができる人かどうかを見極めましょう。

3-3. 仕事とオフを自分で区別できるか

テレワークでは、自分で仕事とプライベートの境界線を引くことが重要です。

特に自宅はプライベートな環境のため、出社より気が緩んだり好きなことができてしまいます。

人によっては責任感が薄れ、だらけてしまうこともあります。


仕事とオフを区別できる人は、テレワークでは責任を持ち、勤務時間内はきっちり自分の仕事をするという人です。

自己管理ができるかどうかを見極めることが大切です。

3-4. 文字だけのコミュニケーションにストレスを感じないか

テレワークでは、文字だけでのコミュニケーションが主になります。

対面では表情や声から、相手の感情等を汲み取りコミュニケーションをとることができますが、文字だけで相手の感情を汲み取るのは非常に難しいです。

文章力が高く、文字に配慮や気配りを入れることができる人はテレワークに向いている人です。


文字だけでどうやって気持ちを伝えたらいいのかわからない、メールでのやり取りで相手を怒らせたことがありなぜだかわからない、という経験がある人はストレスを感じたことがあるはずです。

これにストレスを感じない人かどうかを見極めることが大切です。

3-5. 孤独での作業に耐えられるかどうか

テレワークでは、ほとんどの作業が1人で行われるため、対面でのコミュニケーションが減ります。

人と話すことが好きな人は、1人きりでの作業に対して苦痛を感じる、ということが多いでしょう。

一方、仕事と関係のない内容で人とのコミュニケーションをとることが苦手な人にとっては、孤独での作業はむしろ仕事の効率を高めることができるでしょう。

孤独感に耐えられるかどうかを見極めることが大切です。

4. まとめ

今回はリモートワーク導入後の、テレワークに向いている社員・向いていない社員の特徴と見極め方について解説しました。

テレワークは、自主性や自己管理が求められる働き方です。

社員に合った働き方を模索するため、

・適切な環境が整っているか
・自主的に仕事ができるか
・仕事とプライベートの境界線を引けるか
・文字だけのコミュニケーションにストレスを感じないか
・孤独感に耐えられるかどうか

これらの項目をチェックし、テレワークが向いている・向いていないを見極めましょう。

また、適切なサポートやフォローを行い、社員がストレスなく働ける環境を整えることも重要です。

テレワークが向いていないと判断した社員に対しては、出社での働き方を継続させるか、テレワークと出社を合わせたハイブリッド型の働き方を検討することも一つの方法です。

社員それぞれの状況や働き方に柔軟に対応することで、より効率的で生産性の高い職場環境の実現が期待されます。